タベックシートの魅力を徹底解説!キャンプで使ったら想像以上に便利だった
こんにちは。ゆうすけ@yusuke_camp_1230です。
建築資材のタイベックシートが、軽量キャンパーの間で人気だってご存知ですか?
防水・防湿性に加えて、驚くほどの軽さとコンパクトさで、キャンプのシートとして大活躍するんです!
今回は、遮熱性にも優れたタイベックシルバーを実際にキャンプで使用したので、その魅力を徹底レビューします。タイベックシートで、かなり荷物を減らせました!
あなたのキャンプも劇的に楽になるかもしれませんよ!
タイベックシートとは?
タイベックシートは、アメリカのデュポン社が開発した高密度ポリエチレン製の不織布です。
- 軽量でコンパクトになる
- 丈夫で破れにくい
- 防水性
- 透湿性
なかでも、「タイベックシルバー」という製品は、アルミ蒸着加工がされているので遮熱性があります。
元々は建築資材なのですが、優れた機能性と耐久性がキャンプや登山などのアウトドアシーンでも注目されています。
タイベックシートの特徴
軽量性と耐久性
薄くて軽いシート状なのに、引っ張りや裂けに強いのが特徴です。
1m×1mのサイズで、重さは約60g。卵一個分の重さとほぼ同じです。持ってもほとんど重さを感じません。
小石や枝が多い場所でも破れにくいです。紙のようにたためてペッタンコになるので、コンパクトに収納でき、持ち運びにも便利です。
防水性と透湿性
グランドシートとしてテントの下に敷くことで、地面からの湿気を防ぎながら結露による蒸れを防ぐことができます。※完全防水ではありません。
遮熱性(タイベックシルバー)
タイベックシルバーというアルミ蒸着してある製品は、遮熱性があります。アルミは熱を反射する効果があるので、地面からの底冷え対策にも有効。繊維にアルミの劣化を防ぐコーティングがしてあるので、耐久性も良いです。
タイベックシートを選んだ理由
マットの下に敷くシートを探していました。キャンプの荷物を減らすために、コットからクローズドセルのマットに寝床を変えようと思ったのがきっかけです。
でも、地面に直置きはマットが汚れるのが心配でした。一般的なシートはかさばるし重くて、バックパックでのキャンプには不向きだと思ったんです。
そんなとき、タイベックシートのことを教えてもらいました。紙のように薄くてコンパクトに折りたため、価格も手頃だったので、荷物置き場とマットの下に敷くシートとして購入することにしました。
タイベックシルバーというアルミ蒸着された製品なら、遮熱効果で底冷え対策にもなるそうです。
真っ白な生地に大きなロゴが入っている点は少し気になりましたが、ロゴを下にして使えば問題ないかなと…
何より、軽くて丈夫、そしてコスパが良いという点が魅力的でした。
キャンプでの活用方法
タイベックシートは、その特徴を生かしていろんな使い方ができます。キャンプでの活用法をいくつか紹介します。
グランドシート
地面からの湿気や冷気を遮断しテントの汚れや傷つきを防げるので、グランドシートとしても使えます。
サイズに合わせてカットしたり、折りたたんだりして使うこともできます。軽量でコンパクトなので、専用のグランドシートやブルーシートに比べて、持ち運びが楽です。
遮熱効果のあるタイベックシルバーなら底冷え対策にも有効です。
敷物
荷物を置いたり、座る場所を作る敷物としても活用できます。防水性があるので、雨上がりの湿った地面でも平気です。
シュラフカバー
透湿性があるのでシュラフ内の結露を抑え、アルミ蒸着されているタイプなら保温効果も期待できます。
自作するのは難易度高めですが、タイベック製のシュラフカバーはメーカーから発売されています。
タイベックシートの裏表について
アルミ蒸着タイプを使うときの、裏表について解説します。
ポイントは気温に応じて使うこと。アルミが蒸着されている面は熱を反射するからです。
- 寒い時期:アルミの面を上(自分側)にすることで、体温を反射して熱を保ちやすくなります。底冷え対策に効果的です。
- 暑い時期:アルミの面を裏(地面側)にすることで、地面からの熱の伝わりを抑えてくれます。
サーマレストZライトソルなどの、クローズドセルマットと同じ使い方です。
私はロゴが気になるので、常に銀の面を下にしようと思います
実際に使ってみた感想
真夏に、芝生サイトで使ってみました。
大きすぎたので切った
マットの下に敷くサイズにするために、切りました。購入した、2メートル×1メートルのサイズだと大きすぎたんです。
縦の長さはそのままで、横幅を7センチ切って1.4メールにすることに。
カッターで切断しましたが、簡単に切れました。切り口はほつれたりしないため、特別な加工なしで切ったままの状態で問題なかったです。
荷物とマットの敷物として使用
4、5回折たたんでから、バックパックに入れて持って行きました。厚くならないので、隙間にスッと入ります。
日中は荷物の置き場所として、寝るときはマットの下に敷いて使用。結果、破れたり水が染みることなく、問題なく使えました。
夏だったので、底冷え対策になるかはわからなかったのですが、寝るときも背中が蒸れることなく快適でした。
他のキャンプ用のシートと同じように使えるのに、圧倒的に軽い!登山家や、軽量キャンパーに、人気な理由がわかりました。しかも価格が安いのも魅力的です。
コスパが良くて大満足の結果でした!
気になったところ
白い面は汚れが付きやすく目立ちます。真っ白でピカピカだと、逆にサイトの中で浮いてしまうので、ある程度、汚れがついた方が味が出て良いかもしれません。
撥水性はほとんどないです。濡れた部分はベターっと水が広がる感じでした。生地に染み込むわけではないので、簡単に拭き取れます。
かなり軽いので風で飛ばされやすいです。ちょっとの風でもめくれたり、飛ばされるので、重しは常に乗せておいた方がいいです。
タイベックシートの選び方と入手方法
選び方
キャンプで使用するならアルミ蒸着タイプの、「タイベックシルバー」がおすすめ。
片面にアルミを蒸着させてあるので、保温性・遮熱性に優れているからです。地面からの冷気を防ぎ、底冷え対策として期待できます。
購入方法
「タイベックシート」で検索すると建築用の大きなサイズのものばかりが出てきます。キャンプで使用するならもっと小さいサイズで十分です。
下のリンクのように、Amazonや楽天などの通販サイトでは、2m×1mなどのサイズにカットされたタイベックシートが販売されています。
タイベックシートでキャンプを楽にしよう!
タイベックシートは、軽量性・耐久性・防水性・透湿性をあわせ持ったキャンプにぴったりなシートです。
特にアルミ蒸着タイプのタイベックシルバーは、遮熱性があるのでおすすめ。底冷え対策にも使えます。
まだ、タイベックシートを使ったことがないという方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょう?
きっとあなたのキャンプを、よりコンパクトで快適にしてくれるはずです!