ハンモックをキャンプで使いたい!木への設置方法とおすすめを紹介
こんにちは。コットよりハンモックの方がぐっすり眠れるゆうすけ@yusuke_camp_1230です。
ハンモックの設営は初心者でも簡単にできますよ
- ハンモックを設営するのって難しそう
- やってみたいけど、やり方がかわからない
- おすすめのハンモックが知りたい
こんなふうに思っていませんか?
難しそうなロープワークが必要なのは、ハンモックの上にタープを張る場合だけです。
テント泊のついでに、ハンモックを楽しむだけなら誰でも簡単にできますよ。
私はハンモックに魅せられて3年。
嵐のときも、雪の中でも、ハンモック泊をしてきました。
テントを張っていても、良さそうな木があればハンモックでくつろいでいます。
- ハンモックを設置する方法
- 寝転び方や座り方
- おすすめのハンモックの紹介
この記事を読めば、
キャンプでハンモックを楽しめるようになります。
テントは設営するけど、試しにハンモックも使ってみたい
こんな方に向けて、わかりやすく解説していきますね。
思ってるより簡単で手軽に始められますよ。
目次をタップして、気になるところから見てください。
ハンモックキャンプの魅力とメリット
超快適で寝心地がいい
体をつつみ込むようにフィットしてくれるので、背中や腰に負担がかからず超快適です。
腰痛持ちの私でも、朝までグッスリ眠れます
設営が簡単で早い
木に吊り下げるだけなので簡単です。
ものの数分で設営できますよ。
夏の暑い中でも、汗だくになる必要はありません。
すぐにビールを飲めちゃいます
通気性がよく夏でも涼しい
ハンモックの生地は薄く、風通しが良いので暑くても蒸れません。
蚊帳付きなら、虫が入ってこないので快適です。
風が吹くと、かなり涼しいですよ
腰痛もちでも腰が痛くならない
背中全体をしっかり支えてくれるので、腰が痛くなりません。
「腰が曲がってつらそう…」そんなイメージがありますよね。
でも、実際は斜めに寝ることで、
長時間使ってもほとんど腰に負担がかかりません。
私も腰痛もちですが、まったく平気です
予想以上に軽くてコンパクト
ハンモック本体は薄い生地だけなので、
かなり小さく収納できます。
買い物袋より簡単に持ち運べます
横から見られない
普通に寝るだけで、体全体が布におおわれて隠れます。
周りの視線を気にせず、昼寝できますよ
イス代わりになる
しかも、背もたれ付きです。
後ろに寄りかかったままユラユラ揺れることもできます。
座り心地もかなり良いんですよね。
地面の状態に左右されない
浮いているので、地面が斜めだったり雨で濡れていても関係ありません。
地面の虫からも避難できます
寝転んだまま星空が見れる
イスに座ったまま見上げていると、首が疲れてしまいますからね。
完全にリラックスした体制で星空鑑賞できます
ハンモックキャンプのデメリット
木がないとできない
これがハンモックの最大の弱点です。
狙っていた場所に先客がいることもあります
自立式のハンモックなら、場所を選ばず設営できますよ。
季節によっては下から冷える
かなり通気性がいいので、下からの寒さを感じます。
寒さ対策にはマットが有効です。
マットを敷くと、ハンモックが広がって座りやすくなりますよ、
荷物の置き場所に困る
ハンモック自体には1人が寝るスペースしかないので、荷物は地面にシートを敷いて置くことになります。
テントと合わせて使う場合は問題ありませんが、ハンモック単体で使う場合はテーブルや大きめのシートを用意しましょう。
快適すぎて動きたくなくなる
1度寝転んだら最後、
快適すぎてなかなか動けなくなります。
暗くなるまでひたすら揺られ続けて、計画してたことが何も出来なかった…
そんな経験は何度もあります。
ハンモックをキャンプで使うために必要なもの
ハンモック本体
形状や材質など、いろんな種類があり価格もピンキリです。
まずは、安いものでハンモックを体験してから、自分に合った種類を選ぶのがおすすめです。
とりあえず試してみるなら、こちらがおすすめです。
本格的にハンモックに挑戦したい方は、こちらがオススメ!
ハンモックベルト
長くて、ループ(ノード)がたくさん付いた物がおすすめです。
張れる距離が長くなるので、設営場所の幅が広がります。
カラビナがセットで付いてくるおすすめハンモックベルトです。
カラビナ
ハンモック用の頑丈で耐荷重があるものを使いましょう。
間違っても、100均のカラビナは使わないように!
おすすめのハンモックを紹介
Lenzai 蚊帳付きハンモック
とりあえず、ハンモックを試してみたい方におすすめです。
私もこのハンモックでデビューしました
- 安い(数千円でハンモックが始められる)
- ベルトとカラビナだけで、設営が超簡単(ロープワーク必要なし)
- 蚊帳と一体化で虫が入らない
- ポーチくらいの大きさで軽くてコンパクト
- すべてセットなので他に用意するものがない
ハンモックに必要な物がすべて揃っていて、コスパ最強です。
気軽に買える値段なのも嬉しいですね!
とりあえず体験してみたいなら
「Lenzai 蚊帳付きハンモック」一択ですね
ハンモックベルトが短いので、6m以上の間隔で張りたい場合は長いハンモックベルトを用意しましょう。
DDハンモック フロントラインハンモック
オプションが豊富なので、
本格的に挑戦する方におすすめです。
- オプションが充実している
- 蚊帳と一体化
- 細部までしっかりとした作りになっている
- 二重構造になっていてマットを入れられる
DDハンモック単体だけでの設営はかなり難しいです。
オプション品も購入することになるので、トータルの金額は高くなります。
ハンモックを設置する場所の選び方
ハンモックに合わせた木の間隔
ハンモックの種類やロープの長さによって違いますが、
一般的には5〜6mとされています。
距離は歩幅ではかるのが、おすすめです。
私の場合は6〜7mがベスト。1歩700cmなので9歩になります。
歩数で覚えておけば簡単に測れます
Lenzai蚊帳付きハンモックの場合は5mほど。
太い木だとベルトが足りなくなる場合があります。長いベルトを用意しておくと安心です。
DDハンモックにウーピースリングだと6〜7m。
長いハンモックベルトと併用すると、さらに広い間隔でも張れます。
距離が狭すぎると、たるんでしまって張れないので注意しましょう。
木の太さは両手のひらがまわらないくらい
あくまでも目安になります。
太すぎても問題ないですが、細くて激しく揺れるような木は避けましょう。
設営できる木か確認する
木の状態も確認しましょう。
- 立ち枯れしてないか
- 腐ってないか
- 頭上に折れそうな枝がないか
- ハチの巣がないか
木が倒れるととても危険です!
確実に確認しましょう。
ハンモックの設営方法
場所が決まったら実際にハンモックを設営していきます。
※ここでは「Lenzai蚊帳付きハンモック」を使っての設営方法を解説します。
Lenzai蚊帳付きハンモックなら、
難しいロープワークは必要ありません。
ハンモックベルトとカラビナが付属していますからね。
写真ではハンモックベルトはLenzai付属の物ではなく、片方は別売りの長いタイプのハンモックベルトを使用しています。
付属してたベルトをなくしちゃったので…
Lenzai蚊帳付きハンモックの設営手順
ハンモックベルトを木にまわして、端についているループにもう片方の端を通して引き絞る。
しばる高さは、最初は目線の高さに合わせましょう。必要に応じて後から調整します。
- ループが1か所しか付いていない方にベルトを通します。
ハンモックベルトがズリ落ちやすかったり、長さを調整したい場合は一周回して調整する。
反対側と高さを合わせるように取り付けましょう。
ハンモックに付いているカラビナをハンモックベルトのループにとめます。
張り具合はあとで調整するので、最初は適当なループに通してOKです。
木に巻いている高さとループの場所を変えて、好みの高さ・張り具合に調整する。
調整方法はこの後で解説しています。
これでハンモックの設営は完了です。
慣れれば5分もかかりません
ハンモックの高さと張り具合の調整方法
調整方法は2パターンあります。
- 木に吊るしている位置を上下させる
- カラビナを付けるループの場所を変える
それぞれ役割が違うので、順番に説明していきます。
木に吊るしている位置で「高さを調整」
ハンモック自体の高さを変える調整方法です。
地面からの高さを変えたいときは、木に取り付けている位置を変えて調整します。
※左右の高さをなるべく水平にした方が快適です。
ループの場所を変えて「張り具合を調整」
ハンモック生地の張りの強さを調整する方法です。
張りを強くした場合は、寝たときの左右からの圧迫が強くなります。
逆に緩めすぎると圧迫が弱くなりますが、体がくの字になり寝にくくなります。
自分の好みにあった張り具合に調整しましょう。
木に取り付けている高さを変えるのは大変です。
張り具合を確かめながら、
多少はループの方で調整しても問題ないです。
何回か設営すれば、自分に合った張り方が見つかりますよ
ハンモックの座り方・寝方
座り方
背中側の生地を広げて、背もたれを作るようにして座ります。
背もたれを作るように広げることで、反対側に転げおちないようにします。
座る位置は中央ではなく、手前側のはしに座るようにすると快適です。
寝方
まず、ハンモックに座ります。
座った状態から、お尻を中心に回転して斜めに倒れこみます。
足からハンモックに乗るのは危険です。
バランスを崩して転落する可能性があります。
必ず座った体勢から乗りましょう。
ハンモックは基本的に斜めに寝ます。
斜めに寝れば、背中のカーブが程よくなり全体が安定します。
※ハンモックの種類や形状によって縦にまっすぐ寝る場合もある
ハンモックはかなり横幅があるので、寝返りを打っても落ちません。
揺れが気になる方は、足を地面につければ揺れを止めることができます。
ハンモックキャンプの注意点
木の保護について
木を保護するための養生材は、固定方法によっては必要です。
幅2cm以上のハンモックベルトなら不要、それ以下の細いロープなどは必要になります。
これは「Leave No Trace」で決められている基準です。
Leave No Traceとは、世界的なアウトドアを楽しむための環境行動基準です。
「ツリーセーバー」ストラップを使用してください。 これらは、ウェビングで作られた幅 0.75 ~ 1.5 インチのストラップです。
引用元:Leave No Trace for Hammock Camping
樹皮と形成層層へのガードリングと損傷を最小限に抑えるために、木の周りを回ります。
木材組織の死を引き起こす可能性があります。 .75 インチよりも薄いものは絶対に使用しないでください。
ただし、キャンプ場のルールで養生が必須な場合もあります。
事前の確認が必要です。
キャンプ場のルールには必ず従いましょう。
専用の養生材があります。
とがった物で破かないようにする
ハンモックの生地は薄いため、
先のとがった物を押し当てると破けてしまう危険があります。
ズボンに付けたカギや、金属製のボタンなどは気を付けましょう。
キャンプ場によっては禁止されている場合がある
木があっても、
ハンモックの設置を禁止しているキャンプ場もあります。
事前に確認しておきましょう。
キャンプでハンモックを使ってみよう!
設営が難しく思われがちなハンモック。
実際は、ハンモックベルトとカラビナだけで、誰でも簡単に設営できます。
収納もコンパクトで、気軽に持ち運べます
「快適すぎて降りたくない!」
そんなハンモックでの至福の時間は、思ってるより簡単に手に入りますよ。