【正直レビュー】バンドック ソロベースEXのサイズ感!【選んだ理由とは?】
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-08-07-20-09-32.jpg)
こんにちは。中年ソロキャンパーゆうすけ@yusuke_camp_1230です。
バンドック ソロベースEXは、男心をくすぐる無骨テント!ソロキャンプにちょうどいいサイズが魅力的です。
安い買い物ではないので、購入前は悩みますよね。
- 実際に使った人のリアルな感想が聞きたい
- 道具を配置したときのサイズ感が知りたい
- ソロベースとソロベースEXどちらにしようかな迷ってる
![ゆうすけ](http://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_E4626-2.jpg)
購入する前に、こんな感じで迷ってました
私は年間40泊以上、真夏の灼熱キャンプから真冬の雪中キャンプまで、すべての季節でソロキャンプを経験してきました。
週末はいつもテントで寝ている私が、新しく購入したソロベースEXで実際にキャンプしてきたのでレビューしていきます。
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-22-11-19-44-1024x768.jpg)
この記事の内容は、
- 使ってわかった、ぶっちゃけた感想
- 広さや高さのサイズ感を、写真付きで紹介
- なぜ、普通のソロベースではなくEXの方を選んだのか
この記事を読めば、購入前に知りたいことがわかり、自分が使ったらどうなるか想像することができますよ。
![ゆうすけ](http://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_E4626-2.jpg)
目次をタップして、気になるところから見てください
![ゆうすけ](http://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_E4626-2.jpg)
YouTubeで設営の様子を公開してます
ソロベースEXとは?
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-29-7-57-58-1024x768.jpg)
使用時サイズ | W3600×D1900×H1100mm |
収納時サイズ | W470×D240×H240mm |
インナーサイズ | W1900×D850×H1000mm |
重さ | 5.2kg |
材質 | フライ:TC素材(ポリエステル65%・綿35%) インナー:ポリエステル ポール:アルミ合金 |
人気のパップテント「ソロベース」をオールシーズン使えるように改良されたテントです。
ソロベースは、もともと軍用のテントとして開発されたパップテントを、キャンプ用に改良して発売された大人気テント。
ソロベースEXは、ソロベースにリクエストの多かった改良を加えた上位モデルです。
ソロベースとの違い
サイズはまったく同じで、EXには以下のパーツが追加されています。
- サイドウォール
- スカート
- 通気穴
他には、収納サイズと重量も違っています。
サイドウォール
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-22-10-23-53-1024x768.jpg)
サイドウォールが追加されることで、4つのものを防げるようになりました。
- 風
- 雨
- 日差し
- 視線
ファスナーで開閉できるので使わないときは、収納すれば解放感が味わえます。
スカート
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-23-6-51-27-1024x768.jpg)
すきま風の侵入を防いでくれます。
寒い季節はスカートがないと、冷たい風が入ってきてしまいますからね。
![ゆうすけ](http://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_E4626-2.jpg)
真冬のキャンプにはスカート必須です
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-22-9-51-44-1024x768.jpg)
ペグで固定するためのループが付いているので、風でめくれ上がるのを防げます。
通気穴
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-22-11-23-22-1024x768.jpg)
マジックテープで開閉可能な通気穴が1か所ついています。
スカートでクローズしたときの密閉度が高くなるため、酸欠防止の換気口です。
筒の部分を、外側に出すと中の空気が外に逃げます。
逆に内側に入れると外気を内部に取り込めます。
![ゆうすけ](http://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_E4626-2.jpg)
とくに、換気が必要な冬に活躍してくれそうです。
収納サイズと重量
サイズは同じですが、サイドウォールやスカートが追加されたぶん増えています。
ソロベース | ソロベースEX | |
収納サイズ | 400x200xH200mm | 470×240×H240mm |
重さ | 4.4kg | 5.2kg |
![ゆうすけ](http://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_E4626-2.jpg)
気にするほどの違いはありませんね
付属品
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-18-17-22-59-1024x768.jpg)
- インナーテント
- 収納袋
- ペグ
- ロープ・自在金具
- エンドキャップ
ハンマー以外の設営に必要なものは全て付属しています。
ペグはアルミ製で弱いので、地面が硬い場合は鍛造ペグなどを用意したいです。
どのテントもそうですが、付属してくるペグはだいたいフニャフニャしています。
いっそのこと、頼れる鍛造ペグをそろえちゃいましょう。
![ゆうすけ](http://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_E4626-2.jpg)
跳ね上げぶんも入れて12本必要です
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-18-17-19-06-1024x768.jpg)
組み立て方法は収納袋に縫い付けられています。
そんなに難しくないので、覚えてしまえば見る機会はすくなそうです。
サンドベージュ
色違いのサンドベージュもあります。
無骨なカーキ色とは違い、明るい雰囲気でおしゃれキャンプや女性の方にもピッタリですね。
ソロベースではなくEXを選んだ理由
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-29-7-57-25-1024x768.jpg)
![ゆうすけ](http://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_E4626-2.jpg)
購入するときにソロベースとかなり迷いました
理由は、
- スカートが乾きにくそう
- 持ち運ぶときに重そう
- ソロベースの方がだいぶ安い
サイドウォールやスカートはあるに越したことはないのですが、自分には必要ないならシンプルであつかいやすいソロベースが良い気もしたんです。
![ゆうすけ](http://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_E4626-2.jpg)
サイドウォールとスカートが本当に必要なのかが、選ぶときのポイントになりました
スカートは巻き上げればいいか…
なかでも、一番気になったのがスカート。
スカートも本体と同じくTC素材だったのっで、撤収前に乾きにくそうなイメージでした。
私はサーカスTCDXも使っているのですが、サーカスTCDXはスカートだけはナイロン素材になっています。
それでも、地面に接している面はなかなか乾きにくかったので、スカートもTC素材だとなおさら乾きにくそうなイメージだったんですよね。
結局は、巻き上げれば濡れるのは最小限で済みそうだし、小さいテントだから家で乾かすことになってもそこまで苦にならないだろうと考えました。
![ゆうすけ](http://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_E4626-2.jpg)
夏しか使ってないので、乾きにくいかはまだわかりません
それに、スカートがあれば寒い季節も使えるのが魅力的でした。
サイドウォールは必要?
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-28-14-15-06-1024x768.jpg)
サイドウォールは、実際に使っている人が便利だとオススメしていました。
私は人目はあまり気にならないので、解放感があった方が良さそうだと思っていましたが、
![](https://yusukecamp.com/wp-content/themes/jinr/lib/img/man1.png)
風よけや雨よけになるし、使わないときは巻きつけておけばいいよ
と言われ、たしかに雨の吹込みを防げるのは便利だなと納得しました。
サーカスTCDXのときもサイドウォールが必要か迷ったんですけど、実際に使ってみたらある方を選んで良かったと思っているんですよね。
重さはそこまで違わない
バックパックを担いでテントを手で持って行くスタイルなので、なるべく軽い方が良かったんです。
しかし、重さの違いは800g
800gと言えば、ジャガイモ4個分、ジーンズ1本分の重さです。
![ゆうすけ](http://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_E4626-2.jpg)
クーラーボックスのビールの量で、調整できそうですね!
そこまで違わないから、機能面を重視することにしました。
値段はかなり違う
私が購入したときは、1万円以上違いました。
サイズは同じで、オプションが追加されただけなんですけどね…
![ゆうすけ](http://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_E4626-2.jpg)
ただ、ケチってあとから後悔するのは嫌だったんです
無いよりは、あった方がいい。
そんな理由からEXの方を選びました。
実際に使って感じたこと
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-28-18-24-15-1024x768.jpg)
初夏のソロキャンプで、実際に2泊使った感想です。
結果は、とても気に入っています。
軽量のソロキャンプにちょうどいい大きさ
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-29-7-57-04-1024x768.jpg)
必要最低限な道具、プラスアルファが置ける絶妙な大きさです。
キャンプに必要な最小限の道具、
- コット
- クーラーボックス
- バックパック
- 焚き火周り
このあたりを置いても、まだスペースに余裕があります。
プラスアルファで、ちょっとしたロマンギア(お気に入りのサイドテーブル、コーヒーセット)などを置ける、ちょうどいいサイズ感です。
設営はちょっと面倒
ペグの本数は、前面のはね上げを入れると12箇所。
同じサイズのドーム型やティピー型テントに比べると多いです。
最初に2本のポールを、ガイロープで自立させなければいけないので、初心者には難易度がやや高め。
![ゆうすけ](http://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_E4626-2.jpg)
構造はシンプルなので、設営方法に迷うことはなさそうです
雨漏り防止のキャップをなくしそう
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-08-11-8-19-19-1024x768.jpg)
雨漏りを防ぐために、メインポールに取り付けるエンドキャップ。
小さいのでなくしてしまいそうです。色も黒なので目立ちません。
ロープと同じ袋に入ってましたが、出し入れの際に落としても気が付かなそうです…
別に入れ物を用意した方がいいかもしれません。
インナーテントが微妙
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-23-6-42-31-1024x768.jpg)
付属のインナーテントの使い心地が微妙でした。
取り外して使えるのは良いのですが、テントの形状上どうしても不便を感じることがありました。
良かったところ
- バックル式で取り付けが簡単
- コットが入れられる
- T字型のファスナーで出入りが楽
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-22-10-17-59-1024x768.jpg)
取り付け方法は、バックル式でパッチンするだけで簡単。
ファスナーを大きく開けられるので、コットを入れるときや出入りも楽にできます。
![【WAQ】2WAYフォールディングコットを選んだ理由!60泊も使い倒してわかった事とは?](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2024/01/写真-2024-01-30-18-05-55-320x180.jpg)
気になったところ
- 取り付けるときに地面にはいつくばる
- 底面がペラペラなので地面に直接おけない
- 寝るときにかなり圧迫感を感じる
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-22-10-16-12-1024x768.jpg)
奥側を取り付けるときは、地面にはいつくばる体制になります。
雨でぬれていると手やヒザは汚れそうです。
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-08-11-9-51-31-1024x768.jpg)
手前の角はループをペグ固定する仕組みです。
ここは特に固定しなくても、コットやマットを入れていれば動かなそうです。
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-23-6-47-25-1024x768.jpg)
底面はペラペラなので直に地面につけると、浸水や破損が心配です。
対策として、シートを敷くかコットの上に設置する方法などがあります。
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-23-6-45-01-1024x768.jpg)
インナーテント内に寝ると、圧迫感をかなり感じます。
テントの形が三角形で片側が斜めになっているので、体や顔のすぐ上にメッシュがきてしまうからです。
私はコットでかさ上げしてたのでなおさらですが、マットでもかなり近くに感じそうです。
![ゆうすけ](http://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_E4626-2.jpg)
高さがないので、着替えをするときは寝転んですることになります
別の蚊帳を使ってみた
インナーテントで寝たときにかなり圧迫感を感じたので、2回目はポップアップ式の蚊帳にしました。
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-29-4-32-41-1-1024x768.jpg)
テント中央は高さがあって多少スペースがあるので、コットの上に置いても入れることができます。
![ゆうすけ](http://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_E4626-2.jpg)
ポップアップの蚊帳の方が寝心地は良かったです
中の空間は確保されるので、圧迫感を感じることはありませんでした。
ただし、真ん中に置くことになるので、荷物が多いとテント内に入りきらなくなるかもしれません。
画像の蚊帳は「アルパインデザイン ポップアップシェルター」
身長163㎝の私でギリギリのサイズなので、背が高い人には窮屈に感じるかもしれません。
収納袋はかなり余裕のある作り
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-18-17-19-20-1024x768.jpg)
雑にたたんでも余裕で収納できます。
むしろ、たたまなくても押し込めば入りそうなほどです。
よくある、キッチリたたまないと入らない系はストレス溜まっちゃうので、楽々入るのはありがたいですね。
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-18-17-17-55-1024x768.jpg)
サイズは大きくてもコンプレッションできる(ベルトで引き絞って小さくできる)ので、持ち運ぶときもかさばりません。
道具を配置したときのサイズ感
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-22-10-22-44-1024x768.jpg)
はね上げ面が大きく、下は十分なスペースがあります。
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-22-10-56-26-1024x768.jpg)
ローチェアなら、頭はつかないので快適に過ごせます。
周りの道具の高さが気になる場合は、テーブルが必要になってくるかもしれません。
![ゆうすけ](http://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_E4626-2.jpg)
個人的には、地べたスタイルの高さがしっくりきました。
地べたスタイルで腰痛が気になる方は、座面が低いタイプのイスもあります。
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-29-7-56-32-1024x768.jpg)
焚き火台をはね上げの外に置いたときの、座る場所との距離感。
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-22-10-14-43-1024x768.jpg)
両サイドの三角のスペース。
クーラーボックスやコンテナボックスなら余裕で置ける広さ。
ポールを二股化すれば、メインポールは邪魔にならなくなります。
![ゆうすけ](http://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_E4626-2.jpg)
両サイド二股化したい場合は、2つ購入する必要があります
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-18-17-51-03-1024x768.jpg)
三角形のため、上にいくほどスペースがなくなります。
高さの低い道具やラックは使わず、シートを敷いて置くようにするとスペースを有効に使えます。
はね上げているときはスペースが広いのですが、クローズするとだいぶ狭くなります。
道具を、テント内にすべて収納できなくなる可能性もあるので注意しましょう。
ソロベースEXの良かったところ
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-22-10-22-36-1024x768.jpg)
ソロ用テントとして、大人気なソロベースEX。
なぜこんなに人気なのか、実際に使って感じたポイントを紹介していきます。
タープがいらない
前面が大きく跳ね上げられるのでタープが不要。
タープやポールを別に持って行って、設営する手間がないのでかなり楽です。
![ゆうすけ](http://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_E4626-2.jpg)
ソロキャンプでもタープは欲しいですからね
ティピーテントやドームテントは設営が楽でも、追加でタープを張る作業を考えるとたいへんです。
テントとタープを別々に持って行くと荷物も増えてしまいます。
ソロベースEXなら、テントを設営するだけでOK!
タープ不要でこのサイズ感。狭い区画サイトでも設営できるのは嬉しいですね。
![ゆうすけ](http://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_E4626-2.jpg)
はね上げ部分は、使わないときは後ろにたらせば開放感抜群です
コンパクトであつかいが楽
小さいので、持ち運びや広げるのが楽です。
大型のTCテントを頑張って広げるのは重労働ですからね。
ソロベースEXくらいの大きさなら、両手で持ってバサバサすればすぐに広げられます。
家で乾かすときも、場所を取らないので助かります。
サイドウォールが開閉できる
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-28-13-36-38-1024x768.jpg)
使わないときはファスナーで開けて、まとめて縛っておけます。
横からの雨風や視線を遮ることが出来るサイドウォール。
逆に風を通したいときや、解放感を味わいたいときは簡単に開けることができます。
![ゆうすけ](http://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_E4626-2.jpg)
状況によって使い分けられるのが嬉しいですね
スカートが巻き上げできる
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-28-13-35-16-1024x768.jpg)
必要ないときは、巻き付けておけます。
風通しを良くしたいときや、スカートを濡らしたくないときは、ない方がいいですからね。
写真のように、内巻きに巻きつければ水が溜まるのを防げます。
正面をはね上げたときに垂れ下がって邪魔なスカートも、風でバタバタするときは巻き付けることができます。
サイドの三角の場所も巻き付け用の留め具が付いているので解放できます。
![ゆうすけ](http://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_E4626-2.jpg)
巻きたいと思ったところは、すべて巻けちゃいますよ
ランタンを引っ掛ける場所が多数ある
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-22-10-23-36-1024x768.jpg)
小型のランタンなら、吊るす場所には困りません。
はね上げた先端部分や、テント中央にもループがたくさんあります。
照らしたい場所に、ピンポイントで吊るせるので便利ですよ。
![ゆうすけ](http://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_E4626-2.jpg)
ランタンハンガーが、いらないので荷物を減らせますね
※重いランタンは無理なので注意しましょう。
とにかくカッコイイ
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-28-14-08-43-1024x768.jpg)
軍人用のパップテントがベースになってるだけあって、男心をくすぐる無骨な見た目。
細かなスペックやデメリットは「カッコイイ」ってだけで、すべて目をつむれてしまいます。
![ゆうすけ](http://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_E4626-2.jpg)
選ぶ理由は「カッコイイ」
それだけで十分ですね
ソロベースEXの気になるところ
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-29-5-09-27-1024x768.jpg)
タープいらずでソロキャンプにちょうど良いソロベースEXですが、もちろん気になるところもあります。
実際に使って、感じたところを紹介していきますね。
スカートが乾きにくそう
スカートもTC素材なので、濡れると乾きにくそうです。
夜露や雨水がたまるスカートは、ただでさえ一番乾きにくい場所。
TC素材は濡れたまま放置すると、カビる可能性があります。
なるべくキャンプ場で乾かしてから収納したいのですが、乾きが遅いと撤収するまで時間がかかってしまうことに…
スカートを使わないときは、巻き上げるか内側に入れることで、水ぬれをなるべく減らす工夫をしたいですね。
クローズすると狭い
テントを締め切った、中のスペースは狭くなります。
寝る場所を確保すると道具を置くスペースがかなり狭いです。
三角形なので上に行くほど狭くなるので、高さのあるラックなどは収納しにくくなります。
折り畳めてコンパクトになる道具を選んだり、車の中に片づけたりしましょう。
冬などに締め切って中に籠りたいときは、オプション品の前幕があるとスペースに余裕を持てるようになります。
ファスナーが不安
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-23-8-15-27-1024x768.jpg)
ファスナーは、見た感じあまり頑丈そうには見えません。
テントの生地や縫製はしっかりしているので、よけいにファスナーが頼りなく見えてしまいます。
まだ2回しか使っていないのでなんとも言えないのですが、ファスナーが壊れるのは致命的。
テンションをかけずに、あるていど余裕を持って張った方がいいかもしれません。
![ゆうすけ](http://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_E4626-2.jpg)
正直、もう少し丈夫そうなファスナーにして欲しかったです…
【追記】8泊使用後に雨漏りした
このレビュー記事を書いてから、さらに使い続けたので追記します。
![ゆうすけ](http://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_E4626-2.jpg)
跳ね上げ部分から雨漏りしました
使用回数は合計8泊。その内3回目の雨キャンプで雨漏りしました。
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2024/01/写真-2024-01-05-16-23-36-1024x768.jpg)
穴やファスナーからの浸水ではなく、生地から染み出てきたんです。
小雨でそんなに激しく降ってなかったのですが、常に上から垂れてくる状態。
雨が降ったのは撤収日の朝だったので、なんとかしのげました。
1日目であれば、キャンプ続行が難しいほどの量の雨漏りでした。
前回の雨キャンプでは、まだ撥水加工が効いていたからなのか問題なし。
今回は撥水加工がとれ、水滴がベチャっと広がる状態だったんですよね。
結露やファスナーからの伝い漏れではなく、ポールのキャップも付けていました。
![ゆうすけ](http://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_E4626-2.jpg)
拭いても拭いても、すぐに染み出てくる状態でした
以下は、収納袋に縫い付けてある「取扱説明書」の注意書きです。
テント生地は防水加工をしてありますが、縫製製品ですので完全ではありません。雨漏り、浸水等に充分注意し、タープや防水スプレーなどで二重、三重の備え及び、細やかなお手入れを心掛けてください。
![ゆうすけ](http://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_E4626-2.jpg)
タープや防水スプレーなどと、併用する必要がありそうです。
気になったので、他のソロベースユーザーにインスタでアンケートを取ってみました。
「ソロベースまたはソロベースEXで雨漏りしたことある?」の問いに対して、結果は以下の画像の通りです。
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2024/01/写真-2024-01-05-15-13-52-1024x429.jpg)
雨の日は使わない方を除いて、58人中21人は雨漏りしたことがあると回答。
もちろん正式な統計ではないのですが、個人的にはかなり多いと感じます。
雨キャンプで使うのは、キチンと雨対策をする必要がありそうです。
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2024/01/写真-2023-12-30-16-56-02-1024x768.jpg)
雨漏りしたとはいえ、とても気に入っているテント。
![ゆうすけ](http://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_E4626-2.jpg)
今後は雨の心配がないキャンプで、使い続けようと思っています
このカッコ良さは、デメリットを全て打ち消してしまうほどの魅力がありますからね!
その他の、8泊使ってみての感想は以下の通りです。
- イスより地べたスタイルの方がしっくりくる
- インナーテントは使わなくなった
- 雨の日は焚き火はしにくかった
- サイドウォールはやっぱり便利!
- ピン張りするより、シワが出るように張る方が好き
- 目立った破損や劣化は見られない
ソロベースEXの口コミまとめ
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-22-10-31-03-1024x768.jpg)
ネットにある口コミを集めてみました。
- とにかくカーキ色が渋い
- 焚き火の灯りに映えてかっこいい
- 不具合があったが、誠実で迅速に対応してくれた。
- 作りがしっかりしている
- 遮光性、防水性ともに完璧
- 開口部が広く焚き火するには最高
- サイドウォールとスカートで秘密基地感がアップ
![ゆうすけ](http://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_E4626-2.jpg)
見た目がカッコイイとの口コミが多数でした
- 高さが低い
- 重い
- 夏は暑い
- 寝るときに狭い
- 付属のペグがかなり弱い
- ものによって縫製の不備がある
![ゆうすけ](http://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_E4626-2.jpg)
寝るときの圧迫感が許容できるかですね
ソロベースEXと比較されるテント
フューチャーフォックス FOX-BASE
私がソロベースEXと比べて、一番迷ったパップテントがこれです。
色味が似ていて、はね上げがソロベースより高い点が魅力的でした。
選ばなかった理由は、サイドウォールをポールにヒモで結ぶのが手間だと思ったからです。
グリップスワニー ファイヤープルーフ GSテント
居住スペースが前後非対称で、スカートがないタイプです。
ソロベースEXとは違ったカッコよさがあります。
バンドック ソロティピー1tc
ソロベースEXと同じ「バンドック」から発売されている、TC素材のティピー型テントです。
ティピー型テントは設営が簡単で、前室をはね上げて使うこともできます。
一緒に揃えたいもの
グランドシート
おすすめは「オレゴニアンキャンパー グランドシート L」
テント内の大部分をカバーできる大きさになっています。
地べたスタイルに、ちょうどいい大きさのグランドシートです。
二股パーツ
メインポールを二股化することで、サイドの三角形のスペースを広く使えるようになります。
道具が多いときや、中を広く使いたい方におすすめです。
販売は1パーツ。両サイド二股化したい場合は2つ買う必要があります。
ローチェア
写真で使用しているチェアは「フィードア クラシックチェア」
座ったときに、はね上げに頭が当たらない絶妙な高さです。
ソロベースEXの色に合わせられる、カーキ色もあります。
![【正直レビュー】フィールドアのクラシックチェアを実際に使って評価!](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/見出しを追加-5-320x180.jpg)
前幕
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2023/09/img_9313-1024x768.jpg)
はね上げた前方を覆うことができるので、中の居住スペースが広くなります。
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2023/09/img_9314-1024x768.jpg)
冬キャンプなどで、締め切って中にこもるときは重宝しそうです。
人気のオプション品で、カーキ色は品薄状態なようです。
ポップアップシェルター
私は付属の蚊帳だと圧迫感を感じるので、こっちを使っています。
中央の高さがある場所じゃないと入りませんが、圧迫感は感じなくなりました。
身長の高い人には前後が狭いので、注意が必要です。
ソロベースEXはこんな人におすすめ
![](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/写真-2023-07-28-18-44-37-1024x768.jpg)
実際に使ってみて感じた、ソロベースをおすすめしたい人は、
- 無骨なキャンプがしたい人
- 荷物が少ない人
- 手の届く範囲に道具を置きたい人
- オールシーズン使いたい人
- タープを別に張るのが面倒な人
- 高機能なテントじゃつまらないと思っている人
実際にソロキャンプで2回使ってみて「ソロベースEXを選んで良かった」と心から思っています。
初心者向けで、いたれりつくせりなテントではないですが、渋い見た目でワイルドなソロキャンプができますよ。
このテントが似合うようなキャンパーになりたい!
バンドック ソロベースEXなら、周りに一目置かれるようなかっこいいソロキャンプができますよ!
![150泊ソロキャンプして分かった!本当におすすめするキャンプ道具5選【ハズレなし】](https://yusukecamp.com/wp-content/uploads/2023/11/写真-2023-11-11-21-19-55-320x180.jpg)