ソロキャンプ初心者あるある!始めるときに「やってはいけない」9つのNG行為
こんにちは。150泊以上ソロキャンプしている、ゆうすけ@yusuke_camp_1230です。
ソロキャンプ始めるときって、わからないことだらけですよね。
- 初めてのキャンプで失敗したくない
- 1人でできるか不安
- どんな準備をすればいいんだろう?
ソロキャンプは、トラブルがあったら自分で解決するしかありません。
私はソロキャンプ歴5年。ほぼ毎週ソロキャンプしてるので、通算150泊以上は経験しています。
今まで、初心者らしきキャンパーさんが、困っているところを何度も目撃してきました。
インスタグラムでも、初心者の方とやり取りすることが多いです。
そして気が付いたんです。
みんな同じような失敗をしている…
もちろん、私も始めたばかりの頃は、似たような失敗をしてきました。
これからソロキャンプに挑戦するあなたには、同じ失敗をして欲しくないんです。
この記事では、ソロキャンプを始めるときに「やってはいけないこと」を9つ紹介しています。
どれも、初心者にありがちなNG行為ばかり。
「失敗しないための具体的な解決策」も一緒に解説しています。
その辺によくある形だけのノウハウとは違って、リアルな経験からくる情報です。
他では得られません。
最後まで読めば、どんなことで失敗するのかわかって、すぐにでもソロキャンプに行きたくなりますよ!
はじめから高価な道具を買う
最初にそろえた道具って、買い替えることになるんです
キャンプにハマって続けているうちに、違う物が欲しくなりますからね。
たくさん買いすぎるのも要注意!
アウトドアショップの店員さんは商売ですから。
言われるがままに、あれもこれもと買っちゃうと、結局は使わなくなることが多いんですよね…
キャンプが、好きになれないかもしれません。
続ける気にならなければ、買ったものはムダになってしまいます。
キャンプ道具は置き場所もとりますからね…
失敗しないための具体的な対策
始めにそろえる道具は「初心者むけの定番品」を選ぶのがおすすめ。
いずれは、買い換えることを前提に選びましょう。
道具の選び方は、別の記事で解説しています。
「キャンプにハマるか分からないからとりあえず体験してみたい!」って方にはレンタルがおすすめ!
便利な「ソロキャンプ初心者セット」が利用できるレンタルサービスは、以下のリンクから。
hinataレンタルあとから本当に欲しくなった道具を買うために、始めるときの予算はなるべく抑えておくと後悔しませんよ。
ぶっつけ本番で設営しようとする
キャンプで一番最初にすることはテントの設営。最初で最大の難関です。
ここでつまずく初心者が、あまりにも多いんですよね。
テントが張れずに苦労している人を、何人も見てきました
テントの設営が終わってからも、やることはたくさんあります。
道具を運んだり、組み立てたりしなければいけませんからね。
設営で時間を取られると、あとの予定が詰まります。
身体は疲れるし、気持ちはあせるばかりです。
「ポールがたくさんあって、何が何だかわからない…」
「入口の向きが反対じゃん…」
「無理にハメたら壊れてしまった…」
テントの作りは複雑です。
初心者がカンだけで設営するのは、かなり難しいですよ。
逆に、テントの設営さえスムーズに終わってしまえば、あとはなんとかなります。
失敗しないための具体的な対策
キャンプに行く前に、テントの張り方だけは必ず確認しておきましょう。
ベストは1回設営しておくこと
「テントを張れるスペースがない!」って人は、説明書やYouTubeを見てイメトレしておきましょう。
それだけで、だいぶ違うはずです。
現地で説明書を見なくても設営できるくらいに予習しましょう。
テントさえスムーズに設営出来れば、8割がたキャンプは成功したと言ってもいいくらいです。
テントに付属してるペグは、弱すぎて使えない場合がほとんど。
事前に口コミなどで確認しておくか、別のペグを用意しておきましょう。
下のリンクのペグがおすすめです。
ペグを打つハンマーもよくある忘れ物、今のうちに用意しておきましょう。
オススメはしたのリンクのものです。
未開封の道具を持って行く
これも設営と一緒ですが、買ったばかりの道具はキャンプの前に開封しておきましょう。
- 使い方がわからないと現地で手間取る
- 怪しい格安ブランドは欠品してることもある
- キャンプ場で開けたときに、袋がゴミになる
1つひとつの組み立てや設置は、短時間で終わるかもしれません。
ですが、数が増えると大変なんです。
「先ずは、イスにテーブルっと」
「お次は棚やマットだな」
「あっ焚き火台もか!」
「シングルバーナーに、ランタンの電池入れまであるじゃん…」
思っているより、やることは多いですからね
組み立て方や、使い方がわからない道具がたくさんあると、設営が終わるころには周りはすっかり暗くなっています。
失敗しないための具体的な対策
自宅で開封しておくことはもちろん、できれば実際に使っておきましょう。
キャンプ場でスムーズに使えるようにしておけば、自由に使える時間が増えますよ。
時間に余裕を持たない
キャンプは、何をするにも時間がかかります。
- なれない外での作業
- 電気を使わない道具
- くっそ!このイス組み立てるのめっちゃ大変…
夕方にチェックインすると、どんどん暗くなってしまいます。
周りのキャンパーさんは、みんな設営終わってるのに…
道中の買い物に時間がかかって、到着が遅れこともあります。
焚き火も消えるまで時間がかかりますよ。
撤収作業は、思っているよりはかどりません。
キャンプになれて時間配分がわかってくるまでは、余裕をもって行動しましょう。
失敗しないための具体的な対策
チェックインは早めにしましょう
初めてのキャンプでは、夕方までチェックインできないキャンプ場は避けた方がいいです。
買い物する時間も考えて、早めに自宅を出発するなど、すべての行動で余裕を持った時間配分を心掛けましょう。
たまにしか行けないキャンプだからと、やりたいことを用意しすぎない方がいいです。
その理由は、次で詳しく解説しています。
やりたい事をたくさん用意する
ソロキャンプは、意外と時間がないんですよ
わかりますよ。
頻繁にキャンプ行けるわけじゃないから、やりたいことがいっぱいありますよね。
- インスタで見かけた、美味しそうな料理を作りたい!
- ファイヤースターターを使った着火に、挑戦してみたい!
- 寝る前はテントに入って、ゆっくり映画鑑賞を楽しみたい!
- 朝は本格的に豆を挽くところから、コーヒーを作りたい!
気持ちは痛いほどわかります。
自分も最初は楽しくて、同じように考えていました。
でも、欲張りすぎると忙しくなってしまうんです。
あれもやらなきゃ、これもやらなきゃで、気持ちばかりあせってしまう…
なかなか楽しめなくなってしまいます。
「あれ?スケジュールがギッシリで仕事よりも忙しくね?」
そんなことに、なりかねません。
やりたい事がたくさんあると、道具や荷物も増えてしまいます。
なおさら、設営に時間がかかってしまう原因になることも…
失敗しないための具体的な対策
やりたいことをリストアップして、優先順位を決めておきましょう。
料理も失敗したり、面倒になったときのために、非常食を用意しておくと良いですよ(パンやカップ麺など)
とはいえ「逆にヒマになったらどうするの?」とか思いますよね。
やることがなくなったら、景色を眺めてみてください。
それだけでも、とても素晴らしい経験ができますよ。だまされたと思って、やってみてください。
始めてのキャンプでは「無事に生還できればいいや」くらいの気持ちで、やらなきゃいけないことは、なるべく減らしておきましょう。
食材を買いすぎる
一泊二日で、そんなに食べれます?
これは、ほんとによくやっちゃいます。
ついつい「あれも食べたい!これも食べたい!」と、食材を買い過ぎちゃうんです。
私も最初のころは、大量に余らせてました。
スーパーには、魅力的な食べ物がたくさん並んでますからね。
- おっ!この肉ちょっとお高いけど、今日は特別!
- 1人分って売ってないから、ニンジンは一本買っておくか
- 酒が足りないかもしれないから、多めに買っておこう
気が付いたら、買い物カゴはパンパン。
クーラーボックスの中身が、相撲部屋の冷蔵庫かと思うくらい、食材でパンパンになっています。しかも生肉多め…
一泊二日のソロキャンプどころか、大規模災害でも乗り切れそうな量…
帰ってから奥さんになんて言われるか、想像してみてください。
失敗しないための具体的な対策
お腹の空いてるときに、スーパーに行くのはやめましょう。
空腹だと、ついつい買いすぎてしまいますからね。
少量で済む食材は、事前に家で用意しておくなど工夫しましょう。
お酒は二日酔いしない程度に。二日酔いでの撤収作業はなかなか辛いですよ。
自分の胃袋を過信するのはやめましょう。
お互い、もうそんなに若くないんですから。
風速を確認しない
強風は雨よりも嫌です
ずっとテントの中にいることになる
外で風にあたりながら過ごすのは、辛いし疲れますからね。
焚き火ができない
火の粉が飛んで危険です。テントに燃え移ったらキャンプどころじゃありません。
設営するのが大変
そもそもテント設営になれていないのに、風に飛ばされないように、おさえながらの設営になってしまいます。
とにかく風が強いと、なにもできなくなるんです。
夜中に強風だと、テントやタープがバサバサしてうるさいし、倒壊しないか心配になります。おちおち寝てられません。
天気予報では、ついつい晴れや雨マークばかり見てしまいがちですが、風速の確認も重要です。
失敗しないための具体的な対策
はじめてのキャンプで風速5m以上が続くのであれば、中止も検討しましょう。
風速が4m以上だと、焚き火は危険です。
ざっくりとした風速だけでなく、時間ごとの風向きや強弱まで確認するのがベスト。
風向きはテントを設営する方向や、焚き火の煙が流れる向きにも影響します。
テントの入り口を風上に向けると、正面から風を受けることになるので、過ごしにくくなりますよ。
天気予報アプリなら、詳細な情報が確認できます。
忘れずに、天気と一緒に風速も確認しましょう
キャンセルしない
自然は初心者だからって容赦してくれません
待ちに待った、キャンプの日。
この日のために予定をあけて、
この日のために家族に許可を得て、
この日のために買いそろえた道具たち!
この日を逃したら、次に行けるのはいつになるかわからない。
「強風?大丈夫でしょ。雨が降るわけじゃないんだから…」
「大雨?雨音を聞きながら過ごすの良いかもしれない…」
「急に天気予報が変わったからって、前日だとキャンセル料が発生するじゃないか…」
あきらめましょう!
チャンスはまた来ます。
無理やり決行しても、辛いだけの思い出になりますよ。
せっかく買った、お気に入りのテントが壊れちゃったら悲しいですよね。
無理して当日に後悔するより、キャンセル料を払った方がマシです。
失敗しないための具体的な対策
天気予報は変わることがあるので、2日前には天気を再確認しておきましょう。(前述した風速も忘れずに確認する)
中止することも大事なスキルです。
言われなくても、本当はわかっているはずです。無理せずキャンセルしましょう。
次に予約する日は、きっと最高の天気になりますよ!
キャンプに行かない
実際にやってみないと、わからないことがたくさんあります
とりあえず、1回キャンプに行ってみましょう。
とはいえ、ここまであれはダメ!これもダメ!と、さんざん言ってきました。
不安になっているかもしれません。
周りの視線が気になる。知らずにマナー違反しちゃうかも…
自分が気にするほど、周りはあなたのことを見ていません。マナーについては別の記事にまとめてあります。
アレを買ってからじゃないと…
専用の道具じゃなくても大丈夫。代用できるものは無いですか?私の初期費用は2万円でした。
まだ不安だからもうちょっと情報を集めよう
情報なんて、集めれば集めるほど不安になります。聞いてた話が自分に当てはまらないこともありますしね。
どんなに気をつけても失敗します。だって初心者なんですから
私も最初はたくさん失敗しましたし、いまだに失敗だらけです。
ちょっとくらい失敗しても、大丈夫です。
キャンプ場で一泊するだけです。そんなに大したことありません。
今までの人生で起こってきた、数々のハプニングを乗り越えてきたあなたなら楽勝です。
テント忘れたとか、食材買い忘れたとか、致命傷じゃなければなんとかなります。
無理そうだったら、就寝時間になる前に途中で帰ってもいいんです。
実際にやってみないと、わからないことがたくさんあります。
想像だけで準備しても、かなりの確率で失敗することになりますよ。
失敗しないための具体的な対策
情報集めはそこそこにして、キャンプ場を予約しましょう!
最低限の道具をそろえて、とりあえず行ってみることが一番重要です。
キャンプして失敗してからが、本当の始まり。
失敗すると、次のキャンプが楽しみになるんです。行ってみないとそのことにすら気づけません。
「アレがわからなかったから、調べてみよう」
「あの道具があれば、もっと快適に過ごせそう」
「隣の人のテント良さそうだったな、欲しくなっちゃう」
最初に勇気を出すだけです。
気が付けば、キャンプのことばかり考えるようになっています。
早く次のキャンプに行きたくて仕方ない。
行くか、行かないかで、迷ってたことがウソのよう思えてきますよ。
準備は、そこそこで大丈夫です。
まずは、キャンプに行ってみましょう!
きっと人生が輝きだすような、素敵な趣味と出会えますよ!