ソロキャンプの荷物を減らす3ステップ!無理なく減らせる具体的な方法を紹介
こんにちは。いつも荷物が少ないと驚かれる、ゆうすけ@yusuke_camp_1230です。
- 車とサイトを何度も往復して運ぶのが大変…
- 不安だから念のために持って行こう
- 1秒でも早く、設営後のビールを飲みたい!
とはいえ、道具を減らしたくても、何を削ればいいのか迷いますよね…
お任せください!いい方法があるんです!
1.道具に優先順位を付ける
2.優先度の高い道具だけ運ぶ
3.使わなかった道具をはぶく
効率的に荷物を減らすための、具体的な方法をご紹介!
最初のキャンプで必要な道具を特定し、2回目以降から荷物を減らすします。
無理や不安なく減らす方法です
荷物が減れば、時間と体力に余裕ができて、キャンプがより快適になります。最後まで読めば、あなたのソロキャンプが、今よりもっと楽しなりますよ!
前提条件
- 車でキャンプに行くことを想定
- UL(ウルトラライト)キャンプの軽量化方法ではない
荷物を減らすメリット
荷物を減らすメリットは、以下の通りです。
- 設営・撤収が驚くほどスムーズになる
- 駐車場から離れたサイトに行ける
- 忘れ物が減る
設営・撤収が驚くほどスムーズになる
あなたも設営や撤収が大変で、荷物を減らそうと考えたのではないですか?
テントを張ったら、あとはちょっとしたもの出すだけ。今までのように、汗だくで設営作業に追われることがなくなります。設営したあとはクタクタだったのが、涼しい顔してビールを飲めますよ。
撤収もグッと楽になり、帰ってからの片付けもすぐに終わります。慌てて片付ける必要がなく、のんびりとした朝の時間を満喫できますよ。
駐車場から離れたサイトに行ける
車から近くて便利な場所は、他のキャンパーも多く、ソロキャンプの醍醐味である「一人の時間」を満喫しにくいこともあります。
しかし、荷物の運搬が苦でなくなれば、駐車場から少し離れた、静かなサイトにも気軽に行けるようになります。
人が少ない場所で他人の目を気にせず過ごせる、ソロキャンプの世界が待っていますよ。
忘れ物が減る
持って行くものが減るので、忘れ物のリスクも少なくなります。チェックもしやすくなるので、なおさらです。
キャンプ経験が豊富になるにつれて、荷物を減らしたくなるんですよね
荷物を減らす3ステップ
荷物を減らすには、3つのステップは以下の通りです。
- 道具の優先順位をつけて、すべての道具を持って行く
- キャンプ中に使わなかった道具を特定する
- 次回から不要な道具を省く
最初のキャンプでは、すべての道具を持って行き必要かどうかを見極めます。
2回目以降は、本当に必要な道具だけに厳選するので、荷物がぐっと少なくなります。
それでは、各ステップを詳しく見ていきましょう。
Step 1: 道具に優先順位をつける
まず、持って行く道具をリストアップし、優先順位を決めましょう。収納ボックスの中身もすべて出して、詰め直します。
優先度1:必ず使う道具
無いとキャンプが成り立たない道具です。
- テント
- 寝袋
- 食料
- マット
- ランタン
- クーラーボックス
- クッカー
例えば、ランタンは1個だけ、クッカーは必要最低限のケトルだけといった具合に、ギリギリの道具に絞りましょう。
優先度2:無いと楽しめない、辛くなる道具
キャンプを楽しむために欠かせない道具です。
優先度2は重要度順に上から並べたリストを作ります。
1.イス
2.テーブル
3.焚き火関係
4.暖房器具
5.コット
6.枕
7.ランタンスタンド
自分のキャンプスタイルに合わせて、持って行きたいものを選びます。厳しめに選ぶのがポイントです。
優先度3:あった方が便利な道具、もしものための道具、ロマンギア
残りの道具すべてです。
「無くても困らないけれど、あると便利・安心」という道具たちになります。
- ラック類
- 必須ではない調理器具
- 必須ではないランタン
- 衣類
- 救急セット
- 扇風機
- サイドテーブル
- コーヒーセット
- 敷物
- ウォータージャグ
- 非常食
- 予備のガス缶
- ポータブルバッテリー
優先度順に積み込む
順位づけが終わったら、優先順位の低いものから先に車に積み込みます。
優先度3は車から降ろさないので、取り出しにくい奥の方に積みましょう。
収納ボックスも、一旦すべての道具を取り出して、優先度順に仕分けて詰め直します。スタッキングもしません。
Step 2: 優先度の高い道具だけ運ぶ
キャンプ場に到着したら、まず優先度1の道具だけをサイトに運びます。
その後、優先度2の道具をリストの順番に従い運びます。そのときに、「本当に必要かどうか」を考えながら運びましょう。
優先度2の道具を全部持ち込む必要はありません。途中で「これは必要ないかな」と思ったら、残りは車に置いたままにしておきましょう。
優先度3の道具は車に積んだままにしておきます。どうしても使いたくなったら取りに行く、というスタンスです。
わざわざ車まで行くのが面倒になるので、どうしても必要なもの以外は取りに行かなくなります。いざとなれば、車に取りに行けるので不安になることはありません。
より効果的になるポイント
なるべく、運搬距離があるキャンプサイトを選ぶのがベスト。
道具を運んでいるうちに、だんだん取りに行くのがおっくうになるからです。より荷物が厳選されます。
Step 3: 使わなかった道具を省く
キャンプが終わるころに、サイトに運んだ道具があなたにとって必要な道具です。
「車に積んだままで使わなかった道具」「サイトに持ち込んだけれど結局使わなかった道具」が、減らしても問題ない道具ですね。
次回のキャンプから、持って行かないようにします。
「どうしてもこれがないと不安…」という場合は、念のために車に積んでおきますが、それ以外のものは省きましょう。車に積んでおく道具は、専用の収納を作ってまとめて入れておくと便利です。
この方法を繰り返すことで、次回からは道具が厳選され、本当に必要な道具だけが残っていきます。
最初の仕分けが大変ですが、後から劇的に楽になりますよ!
荷物を減らすために見直すべき5つの道具
ここでは無くても問題なさそうな、道具を5つ提案します。
とくにこだわりが無ければ、持って行くか検討しましょう。
斧と薪割り台
よほど太い広葉樹の薪でない限り、薪を割る必要はありません。特に針葉樹であれば、ナイフでバトニングをするだけで細かい薪が作れます。
斧と薪割り台は重くてかさばるので、省くことを検討してみてはいかがでしょう?
イス
地べたスタイルでキャンプをすれば、イスが不要になります。「腰が痛くなるからむり…」と思われるかもしれませんが、何度か経験を重ねると意外と慣れます。
私も腰痛持ちでしたが、今では慣れました。最初は座椅子から始めて、徐々に慣れていくのも一つの方法です。地べたスタイルに慣れると、テーブルも必要なくなります。
2つ以上のランタン
ソロキャンプなら、必要以上に明るくする必要はありません。明るすぎると虫も集まってしまいます。私は個人的に、100ルーメンほどの明るさで十分だと感じています。
おすすめはゴールゼロのLEDランタン。1つあれば十分すぎるほど明るく、しかもコンパクトです。
ウォータージャグ
いつもジャグの水、余らせてませんか?大量の水を入れて運ぶのは重くて大変ですし、ソロなら少しの水で済むことも多いです。
水筒やケトルを使って、必要なときに炊事場にくみに行くようにしてみましょう。
調理道具
調理器具を減らすだけで、荷物はかなり減ります。毎食違うものを作りたいと考えると、調理道具も食材も増えてしまいがちです。
事前にメニューを決めて必要な道具だけを選び、家でできる下ごしらえは済ませておくことで、現地での作業も少なくなり荷物も減らせます。
キャンプスタイルを見直すのもあり
荷物を減らすために、キャンプスタイルを見直すのも一つの方法です。
ここでは、少ない荷物で楽しめる4つのスタイルを紹介します。新しい楽しみ方が見つかるかもしれませんよ。
バックパックを使う
バックパックは、持っていける道具の量が限られるので、自然と道具が厳選されます。
私もバックパックを購入してから、本格的に荷物を減らすことを考えるようになりました。「どの道具を、どこに詰めようかな」と、悩むのも楽しいです。
初心者には、サイバトロンのバックパックがおすすめ!コスパ最強でポケットが多く、道具を取り出しやすいですよ。
ハンモック泊に挑戦する
ハンモック泊ならかさばる荷物が劇的に減ります。テント、マット、コット、蚊帳などがすべて不要。
さらに、ハンモックに座れば、イスもいらなくなります。ハンモック泊なら、バックパック一つでのキャンプも可能です。
薪を拾って焚き火する
薪はかなりスペースを取るし、重くて運ぶのも大変です。薪を現地調達することで、荷物を大幅に減らすことができます。
しかも、拾った薪の方が焚き火が楽しいんですよね!
調理をしない
キャン本格的に料理を作ると、クッカー類や調理道具が多くなりがちです。調理をしなければ、かなりの荷物を減らすことができます。
例えば、家であらかじめ下ごしらえを済ませておく、あるいは全てインスタント食品で済ませるなどです。洗い物も少なくなるので、自由時間が増えますよ。
少ない荷物でソロキャンプを楽しもう!
荷物を減らす方法を、以下の3つのステップで紹介しました。
1.道具に優先順位を付ける
2.優先度の高い道具だけ運ぶ
3.使わなかった道具をはぶく
いきなり荷物を減らすわけではないので、万が一にも対応できる方法です。
最初は大量の荷物でソロキャンプしていた人も、慣れるにしたがって荷物を減らす人が多くなります。経験を重ねることで、荷物を減らした方がメリットが大きいとわかってくるからです。
あなたも荷物を減らして、疲れないソロキャンプを楽しみましょう!